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【実体験】インターネット詐欺エピソードまとめ|偽サイトを調査して見えた危険な特徴

公式サイトと偽サイトを比較し、URLや表示の違いからフィッシング詐欺を見分けるポイントと対策を解説した図 1-3.危険を見抜く(検知)

公式サイトそっくりだったけれど、本当にあれは偽サイトだったのか……

そう思い返しながら、今も少し引っかかりを感じていませんか。
「何かおかしかった気がする」という感覚だけが残り、このページにたどり着いた人もいるはずです。

ニュースで伝えられるのは「被害が発生した」という結果ばかりで、
実際にどのようなサイトだったのか、どんな対応を取ったのかまで詳しく触れられることはほとんどありません。

本記事では、偽サイトの確認してみた結果 と 実際の偽サイト被害事例をもとに、
引っかかるまでの流れと取るべき対応を整理しています。

この記事でわかること
  • 実際の偽サイトがわかる検証レポート
  • ネット詐欺の体験談が知れる
  • もし騙された場合の対処法がわかる

実例と照らし合わせることで、
自分のケースが偽サイトに該当するかどうかを、感情ではなく事実ベースで判断してみてください。

この記事を書いた人
筆者プロフィール画像
名前 / Name
くりかつ

職業・実績
  • 昼は 情報セキュリティ管理人、夜は二児のパパをしながら、資格勉強中
  • 応用情報技術者・FP2級など、ITとお金の両面で知識を保有
  • これまで数百人以上にセキュリティ教育の経験あり
コメント
私自身、個人情報が流出した経験から「家族や友人に安心してネットを使ってほしい」「偽サイトの被害を防ぎたい」という思いで、初心者の方にもわかりやすくネットの安全な活用法を発信しています。

また、あなたの体験談が、次の被害を防ぐ手がかりになる可能性があります。ぜひ、この記事のコメント欄にご記載ください。

\ぜひあなたの体験談も教えてください/

実際に偽サイトへアクセスしてみた【検証リポート】

一昔前の偽サイトは、
日本語やデザインに明らかな違和感があり、比較的見分けやすかったです。

しかし最近の偽サイトは、
AIの活用や実在する企業やブランドのロゴ・配色・構成をそのまま模倣しており、見た目だけで判断するのは難しくなっています。

本記事では、巷にあふれている偽サイトを実際に調査しました

  • セゾンカードを装った偽サイト
  • NOKEの販売を装った偽サイト

【検証1】セゾンカードを装った偽サイト

どこからこのサイトにアクセスしたのか

セゾンカードを装った利用確認を求める偽メールの画面で、フィッシング詐欺への注意を示している
不審メール

メールボックスに届いていた上図の偽メールから、アクセスしてみました。
差出人は「セゾンカード」と表示されていますが、実際にはセゾンカードを装った偽メールです。

アクセスしたのは、メール内の「■ご利用確認はこちら」というリンクです。

実際に表示されたサイトの様子

■ご利用確認はこちら“をクリックしたサイトがこちらです。

MyJCBを装った偽のログイン画面で、IDとパスワードの入力を誘導するフィッシングサイトの例
JCBを装った偽のサイト

ちなみにこちらが正規のMyJCBのサイトの画像になります。
違いがわかるでしょうか。

正規のMyJCBのログイン画面で、IDとパスワード入力欄が表示されている認証ページ
引用:My JCBログイン画面

公式サイトと比較して違った点

サイトの見た目に、ほとんど差はありません。
右上に問い合わせリンクがあるかどうかと、正規サイトにJCBの注意喚起が表示されていた点が違いですが、見比べないと分からないレベルです。

そのため、明確な見分け方法は、URLです。正規サイトのURLは以下ですが、

画像
正規サイトURL

一方、偽サイトは以下です。黒塗り部分は意味のない数字になっており、URLを見れば正規サイトとの違いは明らかです。

画像
偽サイトURL

検証結果まとめ

今回はセゾンカードを名乗る審メールから偽サイトにアクセスしました。

結果としては、正規とほぼ同じ画面のID/パスワードの入力画面が出てきました。

見た目から見分けることはほとんど不可能で、
対策としては、URLをチェックやセキュリティソフトを導入することが得策です。

※詳しいURLチェック方法やおすすめのツールはこちらの記事をご覧ください。

【検証2】NIKEを装った偽サイト

アクセスのきっかけ

インスタグラム上に表示されたナイキとルイヴィトンを装ったスニーカーの偽広告で、ブランド詐称による詐欺の疑いがある事例
実際の偽広告

Instagramを閲覧している際、タイムライン上に表示されたNIKEを名乗る広告を見つけ、そこからアクセスしてみました。

ぱっとみは、一般の方のNIKEに関する投稿に見えますが、写真の赤枠で囲っているようにInstagramの広告で、リンクをクリックすると偽サイトへ移動しました。

実際に表示されたサイトの様子

ナイキとルイヴィトンのロゴを無断使用し、コラボ商品を装って販売している偽サイトの画面で、フィッシングや詐欺の危険性がある例
偽サイト例

表示されたのは、整ったデザインのショッピングサイトです。
トップページには商品画像や検索、カートのボタンが並び、見た目は一般的な通販サイトとほとんど変わりません。

このため、初見では「利用実績がありそうなサイト」と誤認してしまう可能性があります。

公式サイトと比較して違った点

正規のサイトかどうか以前に、一般的な国内通販サイトと比較して明確に異なる点がいくつかありました。

  • 支払い方法が「代引きのみ」
  • 大幅な値引きが多数されている
  • 利用規約や返品条件などの詳細説明が見当たらない
偽のナイキ通販サイトの支払い画面で、代金引換のみを選択させる不審な購入フローが表示されている詐欺サイトの例
選択肢が代引きのみ
ナイキとルイヴィトンのロゴを使い、大幅割引を強調して購入を促す偽通販サイトの商品一覧画面で、詐欺の典型的な手口が確認できる例
大幅な割引がされている

偽サイト内には
「返金保証」「安心して購入できます」
といった補償をうたう文言も記載されていました。

運営者情報が確認できない以上、トラブルが起きても補償を受けられる可能性は低いと考えるべきです。
詐欺サイトでは、こうした文言自体が信用させるための演出である場合もあります。

検証結果まとめ

今回は、Instagram広告をきっかけにNIKE関連の広告リンクをクリックし、表示されたショッピングサイトを確認しました。

  • 一見すると普通の通販サイトに見える
  • しかし、文章の不自然さ・支払い方法の限定・運営情報の欠如など、複数の不審点が存在
  • 表示されている「補償」や「安心」をそのまま信用するのは危険

SNS広告経由のサイトは、公式・非公式を問わず一度立ち止まって確認することが重要です。
特に、支払い方法や運営情報が極端に少ない場合は、利用を避ける判断が現実的な対策になります。

ネットショッピング詐欺の体験談集【実例ベース】

偽サイト被害後の対応は、人や状況によって異なります。
被害金額や支払い方法、気づいたタイミングで取るべき行動が変わります。

複数の体験談を見ていくと、
「最初に何をしたか」「どこに相談したか」には、共通点がありました。
多く見られたのは、カード会社や決済サービスへの連絡、証拠の保存、家族への共有です。

この章では、偽サイト被害に遭った人の体験談を紹介します。
実際に被害に遭った場合の、判断材料のひとつとして参考にしてください。
なお、体験談は個人が特定されないよう、聞いた内容をもとに一部編集しています。

体験談① Instagram広告の激安ダウンを偽サイトで購入しかけたケース

どこからアクセスしたのか

1月下旬、夜にスマートフォンでInstagramを見ていたときのことでした。
タイムラインに表示されたのは、有名アウトドアブランドのダウンジャケットの広告でした。

「公式アウトレット」「冬物最終セール」といった文言とともに、
通常は5万円前後するモデルが1万8,000円台で表示されており、正直かなり安いと感じました。

ちょうどその前日、家族から
「前から欲しかったダウンがあるんだけど、安くなってるなら買っておいてほしい」
と言われ、URLをメールで転送されていたこともあり、
「これのことかもしれない」と思い、広告をタップして商品ページを開きました。

Instagram広告として普通に表示されていたため、この時点では強い警戒心は持っていませんでした。

偽サイトで起きた被害内容

商品ページは、一見するとよく作られており、
・商品画像
・サイズ表
・レビュー風のコメント
なども掲載されていました。

「在庫残りわずか」「本日23:59まで」といった表示もあり、
「今買わないと売り切れそう」という気持ちが先に立ってしまいました。

購入手続きを進めると、支払い方法は代引きのみ
少し引っかかりはしましたが、「有名ブランドでも期間限定で代引き対応なのかもしれない」と、自分の中で都合よく解釈してしまい、そのまま注文を完了させました。

直後に届いた注文確認メールを読んだところ、日本語がどこか不自然で、
言い回しや改行の位置に違和感を覚えました。

不安になり、サイトのURLをコピーして直接ブラウザに貼り付けて開こうとしたところ、
今度はウイルス対策ソフトが警告を表示し、アクセスできませんでした。

ただし、Instagram広告や、家族から転送されてきたメール内のリンクからは問題なくページが開き、
「なぜ経路によって挙動が違うのか」と強い違和感を覚えました。

被害後に取った対処行動

この時点で詐欺サイトの可能性を考え、すぐに以下の対応を取りました。

  • サイト記載のメールアドレス宛にキャンセル連絡を送信
  • 家族にも状況を共有し、今後リンクを踏まないよう注意
  • 念のため、カード情報を入力していないことを再確認

数日後、日本語が不自然なままの返信メールが届きましたが、内容は曖昧で、それ以上のやり取りはしませんでした。

それから約3週間後、郵便局から
「代引きで1万8,400円のお荷物が届いています」
という電話がありました。

最初は何の荷物か思い出せませんでしたが、少し考えて「あのダウンジャケットだ」と気づき、
配達員に事情を説明して受け取りを拒否しました。

その際、荷物を見て違和感を覚えました。
ダウンジャケットのはずなのに、荷物は異常に薄く、
Tシャツ1枚分ほどの厚みしかなかったのです。

後から伝票に記載されていた発送元住所を調べると、
会社名は「株式会社〇〇」、住所は日本国内でしたが、
Googleストリートビューで確認すると、人が常駐しているとは思えない倉庫のような建物でした。

この体験談のポイント

この一連の体験で強く感じたポイントは以下です。

  • Instagram広告でも偽サイトは普通に表示される
  • 有名ブランド名+大幅値引きは特に注意が必要
  • 代引きのみ、連絡先が機能しない、日本語が不自然なのは明確な危険サイン
  • URL直打ちで警告が出る場合は、ほぼ黒に近い
  • 商品を受け取らなくても、迷惑メールや情報流出の被害は後から続く

当時は、
「広告として表示されている」
「今だけ安い」
といった要素が後押しになり、落ち着いて確認する余裕がなくなっていたそうです。

今振り返ると、購入前に
「なぜこんなに安いのか」
「公式サイトや正規の販売店と比べて不自然ではないか」と、
一度立ち止まって考えることが大切だったと分かります。

体験談② 検索上位の通販サイトを信じてしまった結果、偽サイトだった話

どこからアクセスしたのか

自宅で中古iPhoneの販売ページを閲覧しながら取引内容を確認する様子を描いた、フリマ利用時のセキュリティ注意点を解説するイラスト

私は仕事の合間にで中古のスマートフォンを探していました。
理由は単純で、知人から「中古で良いからやすくiPhoneを手に入れてほしい」と頼まれていたからです。

最初は Amazon、楽天市場、ヤフオク、メルカリ といった主要な通販・フリマ系サービスを一通り確認しましたが、どこも「在庫なし」でした。
そこで Google検索 に切り替え、商品名をそのまま入力して検索結果を下の方まで見ていくと、見慣れない通販サイトが表示されました。

サイトのデザインは特に不自然ではなく、商品写真もそれなりに整っていました。
価格は相場よりやや安い程度で、極端な割引表示はありませんでした。この時点では「個人事業者が運営している小規模な通販サイトだろう」と判断し、そのまま商品ページを開きました。

偽サイトで起きた被害内容

自宅のパソコンで補償や返金に関する案内文を確認し、問題が解決した様子を示すオンライントラブル対応の解説イラスト

購入手続きを進めると、氏名・住所・電話番号・メールアドレスを入力する一般的なフォームが表示されました。
支払い方法は最初、クレジットカードや代引きも選択できるように見えましたが、最終確認画面では 銀行振込のみ になっていました。

金額は 商品代金が約38,000円、振込手数料を含めて約39,000円
指定されたのは国内の大手銀行で、口座名義は個人名でした。

注文完了後、

  • サイト名とは微妙に異なる社名からの「注文受付メール」
  • 翌日、個人名差出人からの「振込依頼メール」

が届きました。
メール文面には「入金確認後に発送手続きを行います」とあり、急ぎの事情もあったため、その日のうちに振り込みを行いました。

ところが、振込完了の連絡をして以降、

  • 発送通知は届かない
  • 問い合わせメールへの返信もない
  • サイト上の注文状況は「準備中」のまま

という状態が続きました。
さらに確認すると、その商品は一点物のはずなのに、購入後も「在庫あり」として何度でも注文できる表示のままでした。

決定的だったのは、別の通販サイトでまったく同じ写真・構図の商品ページを見つけたことです。
この時点で、「商品が届かない可能性が高い」と判断しました。

被害後に取った対処行動

自宅で取引明細を確認しながら電話で詐欺の可能性について相談している様子を描いた、オンライン詐欺対策を解説するイラスト

まず、やり取りしたメール、振込明細、サイトのスクリーンショットを整理しました。
その上で、以下の窓口に順番に相談しました。

を事実ベースで説明しました。
警察からは「典型的な通販詐欺の流れに近い」「返金は保証できないが、記録として残すことは重要」と説明を受けました。

  • 消費生活センター
    こちらでは、
    • 特定商取引法表記の有無
    • 連絡手段がメールのみである点
    • 支払い方法が最終的に銀行振込のみになった経緯

について、より細かく確認されました。
返金の可能性は高くないこと、今後同様の詐欺メールが届く可能性があることを淡々と説明されました。

同時に、銀行にも連絡し、振込詐欺救済法の手続きについて案内を受けました。
結果的に、口座に残っていた一部金額のみが後日返金されましたが、全額ではありませんでした。

この体験談のポイント

この体験で整理できるポイントは、次の通りです。

  • 検索結果の上位表示=安全ではない
  • 在庫がないはずの商品が「普通に買える」場合は要注意
  • 支払い方法が途中で「銀行振込のみ」に限定される流れはリスクが高い
  • 被害後は、感情ではなく「事実を時系列で整理」して相談することが重要
  • 返金の可否は、相談までのスピードと口座残高に大きく左右される

特別な知識がなくても、日常の延長線上で誰にでも起こり得る事例だと感じています。
だからこそ、この体験を記録として残す意味はあると判断しました。

複数の体験談に共通していたポイント

  • 「安さ」を最優先していた
  • 急いで買ってしまった
  • 違和感があったが気にしなかったを見ていなかった

これは、多くの被害報告で共通しています。

ネット詐欺の被害に遭った場合に取るべき行動

購入・支払い後にすぐやるべきこと

  • サイトのスクリーンショット保存
  • 振込履歴・メールの保管
  • サイトURLの記録

証拠保全が最優先です。

クレジットカード・決済サービスへの連絡

  • カード会社へ即時連絡
  • 不正利用の停止・調査依頼

対応が早いほど、支払いの停止される可能性が高くなります。
気づいたら早急に動きましょう。

公的な相談窓口の活用

消費者ホットライン188の案内画像。局番なしで「いやや」と覚える全国共通の消費者相談窓口番号。

実際、多くの被害者がここで具体的な対応手順を案内してくれます。

具体的な対応策はこちらに詳しく記載しています。

あなたのネット詐欺体験談もコメントで教えてください

体験談の共有が被害防止につながる理由

詐欺サイトは形を変えて繰り返し出現します。
一人ひとりの体験談が、次の被害者を減らす情報になります。

\ぜひあなたの体験談も教えてください/

これからネットショッピングをする人へのヒントとして

  • URLを必ず確認する
  • 公式サイトと比較する
  • 支払い方法を見る

この3点だけでも、被害リスクは大きく下げられます。
この記事が皆さんのお役に立てれば、幸いです。

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