
ネット検索時に「この接続は安全ではありません」と出てきたんだけど、どうしたらいいんだろう。。。
見たいサイトではあるんだけど。。。
インターネットで検索中に、下のような表示が出たことはありませんか?
⚠️「**は安全な接続をサポートしていません」
⚠️「この接続は安全ではありません」
こんな時、どう対応すればいいのか迷いますよね。
この記事では、こうした警告が表示された場合の対処法をわかりやすくご説明します。

この記事を読めば、急な警告にも慌てずに対処する方法を知ることができます。
結論
結論:
この警告は、多くの場合 「HTTP」接続 のサイトを訪れたときに表示されます。
「HTTP」通信は 暗号化されていない ため、なりすましや 情報漏えいのリスク があることから警告が出るのです。
でも安心してください!
このメッセージが出たからといって ウイルスに感染したわけではありません。
慌てずに対処しましょう!
✅ 対処法は2つ
- 接続しない
- リスクを理解して慎重に利用する。
詳しくは以降で解説します!
警告表示が出る理由
HTTP(Hypertext Transfer Protocol)は、インターネット上で情報をやり取りするための基本的な通信プロトコルです。
しかし、このHTTPには通信内容が暗号化されていないという大きな問題⚠️があります。
そのため現在ではHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)が主流となっています。
✅なぜHTTPが警告の対象となるのかの理由について説明します。
①暗号化されていない
HTTPでは、インターネットを通じて送受信されるデータが暗号化されていません。つまり、HTTPでやり取りされるデータは誰でも簡単に見ることができる状態です。
身近なイメージで説明すると、暗号化されていないHTTPはハガキに様なものです。配達の途中で内容を第三者が容易に見ることができます。
一方でHTTPSは封筒のように配達中にその内容を第三者が見ることはできません。

なりすましや改ざんのリスク
HTTP通信はまた、なりすましや改ざんのリスクも抱えています。
HTTPSでは通信時にサーバー証明書でそのサーバーの正当性を確認してから通信を開始しています。一方でHTTPは確認をしていません。
イメージではHTTPはハガキに認印が押印されているだけ。誰でも作成できてしまいます。一方でHTTPSは実印が押してあるため、第三者機関に照会すれば、その実印を押したサーバーを証明してくれるというわけです。

3. 対処方法
HTTPの危険性・警告が出る理由を理解したところで、次はそれに対する具体的な対策を見ていきましょう。
他の信頼できるサイトを利用する
まず第一に、HTTPの警告が表示された場合、基本的には先ほど述べた理由からアクセスを避けた方が無難です。
他に代用できるサイトがないか、「×」や「戻る」ボタンを押して探してみましょう。
どうしても利用したい場合
昔使っていたサイトがHTTPのままで、警告が出てしまうが、どうしても使いたいといった場合もあると思います。
その場合は以下を確認して慎重に利用しましょう。
①URLを確認する。
しっかりとURLを確認し、そのサイトが信頼できるかどうかを確認してください。
※URLの確認方法はこちらでも紹介しています。

②重要な情報は絶対に入力しない
個人情報やパスワードは絶対に入力しないでください。
(クレジットカード、銀行口座番号、ID、パスワードなど特に注意です)
警告からのアクセス方法
リスクや対処法を理解したうえで、サイトにアクセスする場合は下の方の「サイトへ移動」をクリックするだけで移動することができます。

4. まとめ
HTTPで接続すると警告が出る理由について理解できたでしょうか。HTTPは通信内容が暗号化されていないため、悪意のある第三者にデータが盗まれるリスクが高くなります。
そのため、現代のブラウザではHTTPサイトにアクセスする際に警告を表示し、ユーザーに注意を促しています。
安全にインターネットを利用するためには、まずHTTPSに対応している信頼できるサイトを選ぶことが基本になります。今回の記事で警告が出る背景や理由を知り、少しでも不安が消えていただけたら幸いです。
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