
知らない番号から何度も電話…。出るか無視か、毎回ちょっと迷います。

不審な電話がかかってきたけど、重要な電話だったのかなぁ。

登録していない電話番号からの着信は、不安になりますよね。
病院や配送業者などの大事な連絡かもしれませんし、
反対に迷惑電話や詐欺の可能性も考えられます。
本記事ではこのようなお悩みを解決したいと思います。
✓本記事の内容
・なぜ迷惑電話がかかってくるのか
・迷惑電話を受けた時のリスク
・対策方法
迷惑電話がかかってくる理由とは?
知らない番号から着信があると、「出た方がいいのかな?」「無視しても大丈夫?」と迷ってしまいますよね。
特に最近は、勧誘や詐欺まがいの迷惑電話が増えており、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
ではなぜ迷惑電話がかかってくるのでしょうか。
なぜ電話番号が知られているのか?
迷惑電話がかかってくる背景には、私たちの電話番号がどこかで第三者に知られてしまっていることがあります。よくある原因としては次のようなものが挙げられます。:
- 情報漏洩:
サイトやアプリで登録した情報が、登録会社が不正アクセスを受けることで、第三者に漏洩することがあります。 - 名簿業者の売買:
ポイントサイトなどで得た個人情報を企業が個人情報を第三者に渡すケースもあります。 - SNSやアプリからの漏洩:
SNSのプロフィールや、電話帳と連携しているアプリなどを通じて番号が取得されている可能性もあります。
心当たりがなくても、意図せず流出していることがあるため、注意が必要です。
■自分の個人情報が流出していないかを確認できます。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
迷惑電話の相手先
迷惑電話と一口にいっても、その内容はさまざまです。大きく分けて次の3つがあります:
- 勧誘:商品やサービスの販売を目的とした電話(例:通信回線、保険、不動産の営業)。
- 犯罪:架空請求、オレオレ詐欺、ワン切り詐欺などの悪質な電話
- 実は正規案内:配達業者や公的機関からの正当な連絡。ただし、番号が登録されていない場合もあり、迷惑電話と区別しづらいことがあります。
迷惑電話に出るとどうなる?
迷惑電話に出ることで、以下のようなリスクがあります:
- 個人情報のさらなる流出:
電話に出たことで、相手に「この番号は利用されている」と認識される。 - 詐欺被害:
不審な指示に従い、金銭や個人情報を奪われる可能性があります。 - 高額な電話料金の請求:
ワン切り後に折り返し電話をさせることで、電話料金を請求する。
特に最近、
増加中の国際ワン切り詐欺の手口は
折り返し電話をさせることで高額な電話料金を請求する詐欺には注意が必要です。
とにかく”迷惑電話は相手にしないこと”が重要です。

🔐 電話番号だけでなく、メールやパスワード流出も気になる方は、
セキュリティ対策まとめもぜひご覧ください。
迷惑電話が多くなる時期がある?
迷惑電話には”多く発生しやすい時期”が存在します。たとえば、以下のようなタイミングでは注意が必要です:
- 3月・12月(年度末・年末)
- 人の動きが活発になり、営業や詐欺の電話が増加。
- 4月(新生活シーズン)
- 引越しや就職などで電話に出やすい状況が狙われやすくなります。
- 災害発生直後
- 義援金詐欺や復旧関連の名目で架電が集中するケースも。
- 選挙の前後
- アンケート調査や勧誘電話など、政治関連の架電も一時的に増える傾向があります。
このような時期には、特に警戒して電話に出る前に情報を確認することが大切です。
迷惑電話の対策にはどんな方法がある?
対策①:着信拒否・ブロック設定を活用する
iPhoneやAndroidには、特定の電話番号を着信拒否する機能が備わっています。
- iPhone:「電話」アプリ → 通話履歴 → 番号右側の「i」→「この発信者を着信拒否」
- Android:端末により異なりますが、「電話」アプリ内で設定が可能です。
何度もかかってくる番号は、早めにブロックしましょう。
対策②:非通知・海外番号のブロック
- 非通知設定の着信をすべて拒否する設定も可能です。
- **国際電話(+○○で始まる番号)**の着信を原則拒否することで、ワン切り詐欺などから身を守ることができます。
特に、国際ワン切り詐欺の被害は高額請求につながることがあるため要注意です。
対策③:迷惑電話防止アプリを使う
迷惑電話防止アプリを使うことで、
知らない番号でも相手の情報を着信時に確認できます。
迷惑電話防止アプリとしては以下があります。
「Whoscall」
「電話帳ナビ」
「迷惑電話ブロック」
次の章では、
その中でも日本語番号登録が多く、人気の高い「電話帳ナビ」について詳しくご紹介します。
【解決方法】電話帳ナビの紹介
迷惑電話に対処するためには、「電話帳ナビ」というアプリの活用がおすすめです。以下に、その特徴と使い方を詳しく説明します。
アプリの特徴
- 着信相手の情報表示
登録していない番号でも、誰からの電話なのかが表示されます。たとえば、営業電話や危険な番号である場合も通知してくれます。 - SMSフィルタリング機能
詐欺や迷惑メッセージをフィルタリングし、危険なものを事前にブロック可能です。 - リアルタイムの情報提供
「電話帳ナビ」は、詐欺や迷惑電話の最新情報をリアルタイムで収集し、通知します。
以下はアプリ利用時のイメージ図です。
注意点
- 楽天Linkでは動作しない(楽天モバイルのみ)
楽天モバイルで楽天Linkを利用している場合は動作しないため、注意が必要です。発信時だけ楽天Linkを利用し、待ち受け時は通常の電話アプリ設定にすると利用が可能です。 - 課金の必要性
無料機能でも十分です。ただし、以下の高度な機能を使いたい場合は月額課金が必要になってきます。
・迷惑電話の自動着信拒否機能
※無料版:危険をお知らせのみ。
・着信履歴の上限数が無制限
※無料版:履歴上限が30件
・アプリ内広告の非表示機能
電話帳ナビアプリの使い方
アプリのダウンロード
「電話帳ナビ」をApp StoreまたはGoogle Playで検索し、ダウンロードします。
初期設定
アプリの通知許可や連絡帳へのアクセス許可を設定します。
データベースのダウンロード
設定画面から電話番号のデータベースをダウンロードし、判定精度を高めます。
SMSフィルターの設定
迷惑メッセージを自動でフィルタリングする設定を行います。具体的には、特定のキーワードを登録し、該当するメッセージをブロックできます。
動作確認
アプリが正しく動作しているかを、テスト番号(例:099-999-9999)で確認します。
まとめ|迷惑電話には正しく対応し、安全を守ろう
知迷惑電話は放っておくとストレスや被害につながることもあります。
- 出る前に調べる習慣をつける
- 無視する勇気を持つ
- 必要なツールを上手に活用する
これだけでも、リスクをぐっと減らすことができます。
特にご家族や高齢の親御さんには、こうした情報を共有してあげるのがおすすめです。 安心してスマートフォンを使える環境を整えていきましょう!
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